2020年09月26日

同じ釜の飯を食う

1週間の中で、一番クラスの数が多い土曜日が終わりました。たくさんの方にスタジオにお越しいただきました。ありがとうございました。
9月から、アシスタントをする子が3人になりました。お昼をまたぎますので、私が昼食を用意して、食べてもらっています。

私は、高校生の頃から助手(アシスタント)を始めました。師匠に、「アシスタントをしないか」と声をかけてくださった時は本当に嬉しかったです。
当時は、まだ、子弟制度、という感覚が残っていました。師匠に弟子入りをする。芸の世界では、当たり前の事でした。
高校生の私たちは、もちろん、報酬はありませんでした。でも、タダ働きしている、なんて思いは一つもありませんでした。とんでもない経験をさせてもらっている、という気持ちの方が高かったです。師匠のやりたい事を素早くキャッチして、音を用意して(当時はカセットテープでしたから、パにそぐわしい音を探すのは、とても労力がかかり、尚且つ、音を出すタイミングもとても大事で、とても気を使う事でした。)、子供たちの面倒を絶妙なタイミングで見て。あの日々は、私にとって、本当に宝物です。

土曜日の助手をすると、食事が頂けました。家でいただく食事とは少し違っていて、とても美味しかったのです。師匠の作るお料理はどれも美味しかった。
何よりも。食事をするその時に、たくさんのお話を師匠としました。私は、その時に、たくさんのことを学びました。くだらない話もしたけれど、師匠の中に根付く、本質の部分を、いつも屈託なく、難しい言葉でなく、私たちにわかりやすく伝えてくださいました。師匠は、いつも大きな愛情を持たれていて、それがいつも体から溢れていて、私たちがそれが当たり前に思ってしまっていて、その凄さに今頃になって気づくのでした。

あの時の師匠の年齢よりも、私は、歳をとってしまいました。なんとも恥ずかしいばかりです。

そんな事がありまして。私も、土曜はご飯を作ることにしています。朝が早いのも、料理もあまり得意でないので、めげそうですが、頑張りますっ。

人から頂いた愛情に気付かないのは、人間の愚かな部分だと思います。師匠の様にはなれないけど、真似から入って、なんとか、自分も成長したいと切に思うのでした。人を育てるのは、難しい。。。

今日も好き1日を!
読んでいただきありがとうございました。
posted by 嘉本京子 at 23:56| Comment(0) | 嘉本のつぶやき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: