2020年01月07日

そういうものになりたい

「ほぼ日刊イトイ新聞」をご存知ですか?
糸井重里氏が、今は社長として運営している会社が取り仕切っているウェブサイトです。

「今日のダーリン」といって、糸井さんが、毎日更新される読み物があります。毎日更新されるけど、その記事はアーカイブされず、過去記事は読めないようになります。その日の記事は、その日にしか読めません。
その「今日のダーリン」を、毎日読んでます。共感できたり、すごく勉強になることが多いです。

昨日は「〜になる」という気持ちにいろんな可能性が込められてる、というようなお話でした。
その文末に、宮澤賢治の「雨にも負けず」の最後のフレーズ、「サウイウモノニ ワタシハナリタイ」が載っていました。

「雨ニモマケズ」

雨ニモマケズ

風ニモマケズ

雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ

丈夫ナカラダヲモチ

慾ハナク

決シテ瞋ラズ

イツモシヅカニワラッテヰル

一日ニ玄米四合ト

味噌ト少シノ野菜ヲタベ

アラユルコトヲ

ジブンヲカンジョウニ入レズニ

ヨクミキキシワカリ

ソシテワスレズ

野原ノ松ノ林ノ䕃ノ

小サナ萱ブキノ小屋ニヰテ

東ニ病気ノコドモアレバ

行ッテ看病シテヤリ

西ニツカレタ母アレバ

行ッテソノ稲ノ束ヲ負ヒ

南ニ死ニサウナ人アレバ

行ッテコハガラナクテモイヽトイヒ

北ニケンクヮヤソショウガアレバ

ツマラナイカラヤメロトイヒ

ヒデリノトキハナミダヲナガシ

サムサノナツハオロオロアルキ

ミンナニデクノボートヨバレ

ホメラレモセズ

クニモサレズ

サウイフモノニ

ワタシハナリタイ


−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(現代語訳)
雨にも負けず 風にも負けず
雪にも 夏の暑さにも負けぬ 丈夫な体を持ち
欲はなく
決して怒らず
いつも静かに笑っている
一日に 玄米4合と 味噌と少しの野菜を食べ
あらゆることを
自分を勘定に入れずに よく見聞きし 分かり
そして忘れず
野原の松の林の陰の小さな茅葺き小屋にいて
東に病気の子どもあれば 行って 看病してやり
西に疲れた母あれば 行って その稲の束を負い
南に死にそうな人あれば 行って 怖がらなくてもいいと言い
北に喧嘩や 訴訟があれば つまらないからやめろと言い
日照りの時は 涙を流し
寒さの夏は おろおろ歩き
みんなにデクノボーと呼ばれ
ほめられもせず 苦にもされず
そういうものに わたしはなりたい

−−−−−−−−−−−−−−−−-
子供の頃にはわからなかった深みがあります。。。この詩を読んで、母を思い浮かべました。お正月に会って、この人はすごいなぁと思ってきたところです。

デクノボーと呼ばれても、いいよね。私もそんな人になりたいなどと思いました。

文学の世界も、今なら理解出来ることもたくさんある気がします。がんばって勉強しよう!

今日はあいにくのお天気の八千代です。
でも、どうぞ好き一日でありますように!
読んで頂きありがとうございました!

posted by 嘉本京子 at 12:31| Comment(0) | 嘉本のつぶやき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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