2019年03月15日

言霊にまつわる、ちっちゃな思い出

皆さんにも、記憶に残る不思議な体験があると思います。

私(嘉本)は、20代、独身で一人暮らしをしていていました。
バレエの教えをしながらも、アルバイトをしていました。

実家は関西でしたし、東京で一人暮らしをするにはある程度の収入が必要でしたので、時給がよく、そして土日はバレエがあるので平日のみのアルバイトを探しました。

化粧品のセールスのテレフォンアポイントのアルバイトをすることにしました。なかなか時給が良かったのだと思います。

もう、その化粧品の名前は忘れてしまいました。

悪い商品ではなかったのですが、界面活性剤が入っていたか、逆に入ってないのを売りにしていたのか、ちょっと忘れてしまったのですが、とにかく、心の底から良い商品とは、当時の私は思ってなかったのだけ覚えています。ちょっときな臭い感じのする商品だったのです。プンプン。

電話帳を広げて、片っ端から電話をかけていきます。そこで、心の底から良いとは思ってない商品を、電話の向こうの善良に思える女性方にセールスしていくんですね。

研修1日目で、ずっと嘘を付いている罪悪感が、全身にまとわりつく感じがしました。

自分の口から出る嘘の言霊に、自分がどんどん蔑んでいくような気分に。

あー、もう出来ない。

と、溢れる思いにプチっと何かが吹っ切れたように、翌日の朝、「今日で辞めさせてください!」と自宅から電話をしていました。

あちゃー。どうすんでしょう???生活費はどうやって稼ぐ???

自分の後先考えない行動力に、呆れる気持ちと、でも嘘をつかなくてもういいんだという安心感というか爽快感で、複雑な心境で、家でボーっとしておりました。

そこへ、電話が鳴ります。
出ますと、以前にお世話になった会社からでした。新しいプロジェクトが始まるので、働きませんか?というお話でした。

この時ばかりは、神さまはいるに違いないと思いました。笑。

ちっちゃな思い出ですが、私の大事な思い出です。

小学生の生徒の皆さんに言葉遣いに気をつけてもらってます。私のこんな体験からも、自分から発する言葉は大きな影響力があるように思います。良くない言葉は、人を傷つけるばかりか、自分がその言霊に傷ついてしまう気がします。最初は違和感あっても、「まあ、いっか」とスルーするうちに、ストレス解消のような気持ちになって、つい言葉にしてしまうのかもしれません。

良い言葉週間、悪い言葉撲滅運動、続きます
posted by 嘉本京子 at 17:31| Comment(0) | 嘉本のつぶやき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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