2019年03月08日

タンバリンというお店

私(嘉本)の母校、日大芸術学部の江古田校舎の近くに、「タンバリン」というお店がありました。

近年の駅前の区画整備、ならびに、お店のマスターの具合があまり良くなく、閉店したと聞いてから何年か経っていました。

そのマスターが先日お亡くなりになったと知りました。

フェイスブックで息子さんがお書きになった投稿がシェアされていたり、爆笑問題のお二人がラジオでお話しになっていたそうです。爆笑問題のお二人はお通夜に行かれたそうです。

「ラブライス」というオムライスがメニューにありました。ケチャップ味としょうゆ味がありました。しょうゆ味の大ファンでした。それに、ミックスジュースをつけられたら、それはもう豪華なご馳走

地方から出てきて一人暮らしをしている学生もいっぱい。血気盛んで、でもまだ大人になりきれてない青い学生たちをあったかく包み込むような、そんな優しい味のするお料理でした。

お店も、まるで営業妨害のように長居する人がいっぱいでした。笑。居心地が良すぎなんです。両親には申し訳ないですが、授業をサボってずっとバリン(タンバリンというお店のことを、短くバリンって言ってました。懐かしい。)にいたって人もいます。バリンに行く=ホッとしにいく、だったなぁ。

追加オーダーもしないで延々と居て、もういい加減怒られるんじゃないか?と思うけど、全く怒られません。
しまいには、マスターもママさん(ご夫婦で経営されてました)お店にいないって時もありました。

マスターは滅多に表に出てこなくてお姿は遠くから拝見してるだけでした。
ママさんの笑顔とオーダーを取りにいらっしゃるお声、未だに覚えてるなぁ。

ラブライス、また食べたかったのです。叶わない夢となってしまいました。
でも、また食べてみたいというお料理と場所を提供されてきたこと、すごいなぁと思います。遠く離れても、時間が経っても、並々ならない愛情を感じるのはなんでだろう。

見えないマスターとママさんの愛情が、大人のようなそうでないような宙ぶらりんの学生には、忘れられないほど、あったかく優しくありがたい存在だったのだと思います。

謹んでご冥福をお祈りします。
バリンのラブライスは、大事な思い出の味です。
天国ではどうぞゆっくりされてください!
posted by 嘉本京子 at 16:57| Comment(0) | 嘉本のつぶやき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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