さあ、そろそろ寝ようかとTVを消そうとしたところ、放送が始まっていて、思わず時間を経つのを忘れて食い入るように見てしまいました。
感動しました…。おかげで昨日は寝不足!(笑)
レンタルビデオで借りて見た時は、不覚にもぐ〜ぐ〜寝てしまったのですが(あはは)、なるほど、昨日が最良のタイミングだったのだと思います。映画のすみずみに感動しました。
この映画には見る人が自由に何かを感じれるように、言わば「隙間」のような瞬間がいっぱい散りばめられている気がします。だから、見た方それぞれ感想が違うのではないかなとも思います。また、見た時によって違う発見があるのかもしれません。所詮映画とはそういうものなのかな…
私が「はっ」とした場面は、主人公ビリー・エリオットがロイヤル・バレエ団のオーディションの面接官に「踊っている時はどんな気分ですか」と聞かれるシーンです。
ビリー「さあ…」
…しばし、その時の感覚を思い出すように間があいて
ビリー「いい気分です」
「最初は体が堅いけど、踊り出すと、何もかも忘れて、すべてが…
消えます。
何もかも…
自分が変わって、体の中に炎があらわれ、
宙を飛んでる気分になります
鳥のように
電気のように
そう、電気のように…」
あ〜、こうやって言葉だけにすると陳腐です…。
でも、この感覚、とても大切にしたいなと思いました。