2020年11月12日

リボンの騎士

 9月25日に公開された、映画「ミッドナイトスワン」。
 もう一度鑑賞したい(「追いスワン」と言うのだそう)と思いながらも、予定が開けられずに今日を迎えました。
 先週は、「もう今週で打ち切りだろうな。くすん」と思っていました。が。。。

 パチパチ!後1週間は引き続き公開(八千代緑が丘TOHOシネマ)されます。やった!
 見れるチャンスが訪れますように。。。

 「トランスジェンダー」という言葉があり、そう呼ばれる方たちがいます。何もできないけれど、こういった人たちがこの世の中で必死で生きていらっしゃるという現実を受け止めることは、とても大事だと、深く思わさせてくれた映画です。
 ずっと心の中で、凪沙(渚沙)さんが、じっと私を見つめます。
 もしも、自分が同じ立場だったら、どうなんだろうか。そんな事も思ってみました。とてつもない苦しみかもしれません。

 他にも色々と思いを巡らしていました。そんな時に、ふと思い出したことがありました。
 「リボンの騎士」です。
 手塚治虫さんの、名作です。主人公のサファイアは、トランスジェンダーと言っても良いのか。。。天使のチンクに、間違えて男の子の心を入れられてしまった、という設定です。


 手塚治虫さんという、とてつもない巨匠の凄さを思っています。
 しかし、「美少女が男装している」という感覚からあまり逸脱していないようにも思えます。もしかしたら、もう少し踏み込んだ内容に巨匠はしたかったけれど、当時の事情でできなかったのかもしれないな、なんて勝手に思ってしまいました。
 とにかく、体と心の性別が違っている人がいる、ということを題材にして作品を作られるのは決して容易いことでなかったと思います。それを、あのような素敵な作品にして、私たちに「そんな人もいるのだよ」と優しく教えてくれたのかもしれない、などと思うのでした。リボンの騎士、大好きでした。あんな風に、悪と戦いたかったのですよ。笑笑。ジェラルミンたちが、わかりやすいくらいに悪い人たちなんですよっ。そして、悪魔の娘「ヘケート」が登場する時に使われている曲は、白鳥の湖1幕の「乾杯の踊り」の1部分なんです。わお、「白鳥」で繋がりました!!

 ミッドナイトスワンが、みている人に「種」を植えたように思います。「社会の端っこで懸命に生きている人を思いやる 種」です。それが、みんなの心の中から、今、すくすくと育っているように思えます。どうかしら???

 今日も良き1日を!
 読んで頂きありがとうございました。


posted by 嘉本京子 at 10:34| Comment(0) | 嘉本のつぶやき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする