2020年05月24日

 「鬼滅の刃」という漫画、そしてアニメが流行っているそうです。息子も見ています。
 昨日のベビークラスにも、「鬼滅の刃」のキャラクターが好きなお子様がいらっしゃいました。影響がすごい!

 大正時代に人を食う鬼が居て。鬼にされた妹を助けるために、主人公は鬼を退治する旅に出るそう。
 鬼になるには、それぞれに理由があり、丁寧に描かれているそう。嘉本は1話だけ(「累(るい)」というキャラクターが出てくる会です)アニメで拝見しました。表現が実に突出していて目を覆いたくような所もあり、これは子供に影響はないのかちょっと心配でしたが、鬼にならざるを得ない心象風景の描かれ方が実に素晴らしく、物語に入りやすくなっていると思いました。誰でもが持ち合わせている醜い思い。その思いを誰にも止められることなく、増長していき鬼になってしまう。最後に鬼が退治されるのだけど、それは暴力でやっつけるのでなく、鬼を許すという思いであった。鬼が主人公の温かい心と手に包まれ、「ごめんなさい」と心から懺悔できた時、鬼は生き耐えたのでした。

 今の子供達にとっては、このような刺激的な映像と、勧善懲悪を超えた世界が、心に響くのだと思いました。「悪 対 善」では、何も解決しない。スーパーヒーローが、悪を退治してくれるという出来合いの物語に、辟易しているのかもしれません。。。

 アニメが流行る時。それは、読む人の学びになっていることが大いにありますね。
「ドラえもん」「ガラスの仮面」「アタックNo.1」。。。えっとデータが古すぎる。最近のアニメや漫画、勉強すべきだなあ。。。でも、元を正せば、漫画を始めたのは、手塚治虫さんだ!!!マンガのスタートが手塚治虫さんであるが故、日本の漫画の世界の役割は大きいのかもしれません。心に寄り添い、成長を促進する漫画。

 先日、祖父が1人用ソファーに座ってゆったりとプロレスを見てる風景を思い出していました。あまりにも突然に思い出しのでなんだろう、と思っていました。

 昨日、若いプロレスラーの方がお亡くなりになったと報道がありました。テレビ番組で悪役のようなものを演じていたようで、それについての誹謗中傷が影響されていることが言われているそうです。心より、ご冥福をお祈りします。

 祖父が楽しんでいた昭和のプロレスの世界。力の強いものが勝つ。悪い奴を、正義を掲げた強いものが勝つ。時々、悪も勝つ。
 そんな時代の価値観が、終わったのかなぁと、思いました。あの時代には、大事な役割を果たしていた「悪 対 善」も、今はメディアが作り上げた簡単な設定になってしまった。バンクシーも揶揄されてましたね。。。

 誹謗中傷を浴びせる側が問題でしょう。鬼そのもの。でも、本人はきっと鬼に変化していることは気づいていないでしょうか。正義を掲げて人を非難しているうちに鬼になってしまった。私も気をつけなければなりません。
 果たして、その鬼を退治するために、また正義を掲げて誰かが鬼になる。ここから脱しなければ、私たちはいけないのかもしれません。
 鬼滅の刃を読んだ若者がきっと新しい価値観を世の中に広めてくれるような気がしました。だから、私も読んでみようと思います。
 鬼をも愛せる強い信念が、これから必要か。

 鬼滅の刃、電子書籍で出ていました。うーん、今時ですなぁ。紙ベースで読むか、電子書籍で読むか。それも悩む。。。息子にどちらが良いか聞いてみよっ。

 今日も好き1日を!!!
 読んで頂きありがとうございました。

posted by 嘉本京子 at 12:51| Comment(0) | 嘉本のつぶやき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする