2018年10月13日

転機は突然に

9月15日にお亡くなりになった樹木希林さんは、大学受験をスキーで骨折したため受けられなくなり、代わりに受けた文学座に受かったため女優の道に進むことになったとか。

 先日テレビで、マツコデラックスさんが、「住んでるアパートで両隣と上の階に、とんでもなく迷惑な住人が住んでいてどん底だった。そのどん底から出るためだったら、私利私欲を捨ててがんばるって神さまに誓った。そこからここまで頑張ってきた」とおっしゃってました。

 そういえば。私もそんなことがあったなぁなんて思い出したりして。

 大学卒業後の進路に迷いがありました。就職活動もしてみたり。第二次ベビーブームの世代でしたから、就職状況は最悪で、履歴書に書いてある大学名だけで、面接も受けられず落ちることがざらでした。

 会社合同説明会の会場で、みんなおんなじのリクルートスーツの群れの中で、突如、「あー、私にはバレエがあった。バレエの教えだ」と、雷が落ちるみたいに、思ったのでした。
 
 転機、というものは、こんな風にコロリンと突如訪れて、今までのことはなんだったんだろー、と思えるほどに、だけれども理屈抜きでそれが正解なんだと本人にわかる強烈な感覚で、そして、人が歩くべき方向を簡単に変えてしまうのだろうなぁと思うのでした。

 時に、理屈よりも大事なことがある。
 時間も関係がなく、突然にそうすべきだとわかる時がある。

 そんな思い出を、ひっそり思い出していました。

 もうそんな思いは今はないですねぇ。残念。笑。
 若い時の独特な感覚なんでしょうか。

 暗い暗いトンネルに入り込んで、悩んで悩んで見えた、一筋の光。

 若い方たちを、ちょっと応援したくなりました。
 きっとそんな時がくるから、がんばって、と。

 できれば、そんな体験をたくさん聞いてみたいですね
 バレエスタジオという狭い空間ですが、まだまだ可能性に満ちた、小さいけれど大きな存在である子供達と、戯れたいと思うのでした。

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【マリー・タリオーニ】つま先で立とうと思ったのも、何か転機があったのかも???逆にそうでもなければ、こんな痛いことは出来ないかも、と妄想族は思うのでした。
 

 
posted by 嘉本京子 at 18:19| Comment(0) | 嘉本のつぶやき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする